あなたは「コナン」と聞けば何ですか?
ドイル?… 未来少年?… 名探偵?…
僕の場合はね「コナン」と聞いて脳裏に浮かぶのは筋肉マッチョ男とムチムチボインボインのお姉さんを連想するんですよw
分かる人には分かると思うけど「英雄コナン・シリーズ」なんですよ!
まあ、学生の頃でもSF・ヒロイックファンタジーに興味が無い人にはピンと来いワードでしたが、ロバート・E・ハワードほか複数の作家が描いたファンタジー物の小説なんです。
最近では「コナン エグザイル」や「コナン アウトキャスト」という「英雄コナン」の世界観を再現したオープンワールドゲームをプレイされている人も多いので、「あ~!」って思ってもらえる人も増えて、説明する苦慮する事も少なくなったんですけど。
また、ゲームをしらない人でも、シュワちゃんの出世作の映画「コナン・ザ・グレート」の原作と聞けば分かってもらえるかも知れないと思うけど…
…いやいや!そうじゃないんです!今回は小説「英雄コナン・シリーズ」の挿絵画家のお話しです!
僕のイラストへの入口は、確かにマンガなのですが、以前も松本零士先生の遺伝子が僕の作品には入ってるなどと書いてましたが。
でもね、クリエーターとして生業をたてるのに、一人の憧れの作家に心酔してては作家にもなれないし、成長もしないんですよ、実は!
21世紀ともなれば真のオリジナリティーな作品を表現されている作家さんなんて殆どいないんです。
どこかの誰かの作家さんの遺伝子が作風に必ず入っていると言っても過言じゃないんですよね。
じゃあ、オリジナリティーをどうやって生み出しているかと言うと…
それは、複数の作家の遺伝子を取り込んで自分のモノのしている…という表現になるのかな?…
まあ、そんな感じなんですよね…
下手をすると盗用かよ!って、叱られるかも知れないけど、実際、人間の文明、文化、社会がもう100年以上、1000年以上…進めば、一から会得したオリジナリティーを表現する、と言う事が、最早、皆無といっても良いぐらだと思うんです。
まあ、いろいろとご意見が有る方も居られるとは思いますが、僕の認識はこんな感じなんですよ。
それで話しを続ければ、僕のクリエーター遺伝子作家も複数人いて、先ほどご紹介した小説「英雄コナン」の挿絵画家をやっていた「フランク・ファラゼッタ」という作家さんもその内の一人で、その中でも影響が大きい作家さんなんです。
「フランク・ファラゼッタ」の作風はどんな感じかと、文字で起こせば「サブカルチャー絵画」と言いましょうか「ポップイラスト風味の絵画」…と言いましょうか、そんな感じの画風です。
最初に影響を受けた、松本零士先生には筋肉マッチョなキャラクターって居ないんですよ、多少は有ったかな…でも、あまり印象が無いので、結局のところ、そう言うムキムキの漢!を僕が表現する時はどうしても「フランク・ファラゼッタ」の遺伝子がチラリっと出て来たりするんですよねw
まあ、松本零士先生の漢!の象徴と言えば「男おいどん」ですからねw
それと、日本の僕世代のマンガ家さん達には、この「フランク・ファラゼッタ」に魅せられた気配が有る作家さんも、まあ居たりするんですよ。
プロフィールにも、好きなの作家に「フランク・ファラゼッタ」と書かれて居ない作家さんでも。
同じ遺伝子が持つ作家であれば、作品を見ればフランクが中に居るね~…ってピピと来たりするんです。
でもね、幸いに、と言うか、先ほども書きましたが、最近では「英雄コナン」の世界観を表現したゲームが有ったりするので「フランク・ファラゼッタ」に興味を持たれる若い方も居るかも知れない、っと思うと嬉しくなったりするんだよね…本当に!
まあ、と言う事で、その他にも僕の中に入ってる遺伝子作家は複数人いるので、また機会が有ればご紹介したいと思います!
それでは挿絵画家「フランク・ファラゼッタ」を皆さんとシェアできたら幸いです!