本日、2023年5月29日(月)発売の週刊少年ジャンプの最初のカラーページに小さく掲載されている、マンガ「ONE PIECE」の原作者 尾田 栄一郎 先生 がハリウッド実写版「ONE PIECE」についての直筆でメッセージがありました…
しかし、このメッセージは尾田先生には珍しくネガティブな内容だったので、ちょっと気になってブログで少々私見を述べさせて頂きます!
本日発売の少年ジャンプの内容なので「ネタバレ」しないように詳しくは書かないけど、気になる人は買って読んで欲しい。
大まかにそのメッセージがどんなものかだけは書かせてもらうけど、前半は2016年から制作に入り日本側とハリウッド側の隔たりに対しての苦悩について。
中盤、両国の関係者とのすり合わせ、落としどころでの妥協を匂わせ、作品は少しづつは動いている事。
後半、公開は近づいているけど、尾田先生が監修してダメだと思ったら再延期するなどなど…
また、尾田先生は自身の年齢も考えると世界へ打って出られる最後のチャンスという苦渋の思い…
そのお気持ちは良く分かるのですが…
まあ、こんな感じのメッセージだけど、普通、リリース側の立場からこんなメッセージを公開前に出すって本来ないんだよね…
出したとしても、公開後の裏話で出すものだと思うけど…
こんなメッセ―ジを尾田先生の直筆でそれも連載されているジャンプの中で発表するって、日本側フラストレーションを感じてしまうんだよな…
昔からハリウッド側はどんな映画にしろ頑なに「ハリウッド側の我を通す」傾向が強い事は知られているし、ゆずる事なく勝手に撮影進行してしまったり…と言う事はよく聞く。
ジャンプ原作マンガのハリウッド版実写映画でご存知の方は多いかと思うが、頭を過るのは「ドラゴンボール」…
このハリウッド版ドラゴンボールを評価する日本人ファンっている?
たぶんこのドラゴンボールはハリウッド側のやりたい放題で作られた作品だろうし、集英社、ジャンプ側はこの時と同じく、強引に押し切られ、煮え湯を再び呑まされる事への警戒心から…
また、原作を製作し育て上げた尾田先生の作品を蹂躙されるくやしさなどが、今回のメッセージと言うか、日本側の声明文として掲載されたのでは…などと推察してしまうんだよ。
そして配給の「Netflix」には日本アニメの製作に関しては良い噂は聞かないんだよ。
それがマンガ、アニメ原作の実写で有っても同じような感じがする。
日本のアニメの名作、Netflix実写版「カウボーイビバップ」が辿った末路を皆さんはどう評価されますか?
僕の心情的にはもうやめてくれ!って言う感じなんですけど…
本当にもうハリウッドに日本マンガ・アニメの原作の実写を任せるのはやめませんか?
日本のマンガ・アニメ原作の実写版といえば、近々公開される、「キングダム」の第三弾が有りますが、どうですか?
もう第三弾ですよ!ハリウッドじゃなく日本の映画です!
世界戦略を考えるとハリウッドとなるのかも知れませんが、ファンとしては原作以上の実写を望むところなんです。
今更ですけど尾田先生、もう「ONE PIECE」は既に世界に大きく出航して大暴れしているじゃ無いですか…
和の国を船出した日本版実写でワンピースを手に入れて欲しかった…
個人的私見の内容ですが、思いを同じくする皆さんとシェアできたら幸いです。