何をどうすれば、こんな話になるのか!?
名曲「春夏秋冬」で知られる往年の暴れるミュージシャン「泉谷しげる」が、なんで長編マンガを出版するんだ?
「泉谷しげる」と言えば「春夏秋冬」…まあ、それ以外の曲は知らないんだけど。若かりしフォーソングシンガーの頃に書いたこの曲が後に自身のバンド「LOSER」を加えてリメイクされたNewバージョンの「春夏秋冬」が、まあカッコ良くて大好きなんだよ。
…というのも、このNewバージョン「春夏秋冬」のギターがまるっきりアイリッシュロックの王様「U2」を連想させるからなんだよね!
以前にも書いたと思うけど、UKロックとかアイリシュロックが僕は大好きななんですよ!だから、って言う事も有り気になるアーティストでもある。
まあ、ちょっと「U2」の曲「Where The Streets Have No Name」と聴き比べて見て!
どうですか?カッコいいし、似てるでしょう!w
ちょっと話がそれたけど、泉谷しげるのマンガ「ローリングサンダー」なんだけど。僕の知識不足も有って知らなかったんだけど、最初にマンガを描いたのが、なんと!1968年頃に、あの伝説のマンガ雑誌「COM」に掲載された事から始まったらしい。
また、かつて僕もパンクキッズだったので、強烈な印象として、記憶に残っているのが、1982年「石井聰亙」監督の映画「爆裂都市」で美術&音楽を「泉谷しげる」が担当してマルチな才能を爆裂させていたんだけど、マンガまでとは知らなかった!
ちなみに僕が泉谷しげる知った当時はフォークソングという純朴な優しい印象よりもアナーキーでパンクなイカレタオヤジの印象だったんだけどね。
今回のマンガ「ローリングサンダー」は、これまでのフォークソングシンガー以降の、爆裂アナーキーヒストリーで蓄積されたサイバーパンク的イメージにインスパイアされた、その集大成的作品というのが僕の印象です。
また、この集大成のコアとも言える芸術的センスにフォーカスすると。芸能人の中でも最高クラス才能の持ち主だと思います!
何なら、自身の「絵画作品」も多く制作もされていて、個展なども開催されているし、ネットでも作品を公開されているので、一度、ご覧いただければその凄さが分かると思います!
もう、ハッキリ言って、僕は美術館展示されるレベルの公募展の審査員などもやっているんだけれど、受賞作品レベルのクォリティの作品を表現されていると思います!
本当にビックリです!w
ちなみに審査員を務める公募展に芸能人の方がたまに出品されたりするのですけど。そう言う芸能人の方が入選、受賞される事もたまには有って。
そうすると、僕が仲間と主催している勉強会に来られている生徒さんからは「芸能人だから受賞したんだ…」などと言う「やっかみ」を言う人もいるんですけど。
僕はそういう生徒さんに対して「そう思うなら芸能人になってから公募展に出品しなさいよ」って言うんですよw
芸能は「芸術の才能」の人って言う事なのだと思います!
そう言う努力では補えないヒエラルキーがクリエイティブアート世界の本質なので残酷な現実だとは思いますけどね。
まあ、話しがそれましたが、多彩な才能を持ち、発信されている、老いてなお暴れる爆裂クソ爺シンガー の泉谷しげるの漫画「ローリングサンダー」に興味をそそられた皆様とシェアできたら幸いです!