Amazonプライムで、大沢たかおプロデュース・主演の「沈黙の艦隊」を観たんだよ。
そもそもがかわぐちかいじ先生の原作からのファンでアニメ版も観たし、実写映画だけは見ていなかったかたちです。
まあ、古い作品なので、世界情勢も随分変わってしまい、その辺は修正されてはいたものの、なかなか面白かった!
また、シーズン1も好評だったので。シーズン2の製作もプロデューサーの大沢たかおさんから発表もされて、楽しみなんだけど…
ただ現在、日本を取り巻く世界情勢が「沈黙の艦隊」で海江田艦長が日本へ突きつけた選択を、日本国民がリアルに考えなくてはいけない事になる可能性が非常に高いんだよね。
公共メディアはそんな日本の危機管理に大きく関わる可能性が有る出来事を知ってか知らずか、なかなか報道しないんだよね。
でもね、別に芸能人のゴシップや政党の裏金問題をメインの報道にすえなくても良いのにって思うんだよ。
日本国内の有事に大きく関わる出来事が日本の周辺で起こっているのに…
実はその現在、日本を取り巻く危機管理案件は結構切羽詰まった内容なんだよね…
一つ目は中国経済の失速がチラホラと見え隠れしているし。人民の不満を指導部から他へ遠ざける意味でも、東シナ海の緊張を高める工作をしてくる可能性がある。
二つ目は米国の次期大統領を選出するための中間選挙が現在進行形で行われているんだけど。共和党の大統領候補に、前・トランプ氏がなる可能性が非常に高い!
そのトランプさんが現在公言している事で「NATOからの離脱」が有るんだよ。
NATOとは、言わずと知れた、簡単に言ってしまえば米国と欧州の軍事同盟なんだけど。ロシアが脅威と感じているのはNATOに米国がいるからなんだよ。
な~んだ!遠い国のお話しだろ…って思う人も居るかも知れないけど。
ウクライナとロシアが戦争している中で「NATOからの離脱」を言うぐらいだから、トランプさんは本気なんだと思う。
じゃぁ、それなら「NATOからの離脱」はしても「日米同盟」は維持するの?って話に当然なるわけで…戦後、日本が再び戦乱に巻き込まれる事なく、現在まで来れたのは。日本が平和憲法を維持しているから…って思います?
正しくドラマ「沈黙の艦隊」海江田艦長がその部分に問いかけているわけです。
そこで最初に上げた中国経済の失速と東シナ海の緊張が合わさり、加えて、トランプ大統領の再選が決定したら…と考えると。日本も他人事ではいられない事がお分かり頂けるのではないでしょうか。
ドラマ「沈黙の艦隊」で海江田艦長が日本へ突きつけた「日本どうするの?自分で防衛できるの?」の問いに対して、日本国民はどう回答できるのだろうか…
ハッキリ言って、こんな事をすぐに決断できるわけないし。そもそもが時間をかけて出すべき答えなんだよね…しかし、もう、その時間の猶予が無いっていうのが現状なんです。
ドラマ「沈黙の艦隊」では海江田艦長や竹上総理という、悩みながらでも決断できるキャラクターが存在していたけど。実際の日本にはそう言う存在がいないんです。
また、マスコミは平和ボケというか、早急性のないネタで国民を踊らそうとしているし。この先、日本はどうなるんだろうと思うしだいですね。
我々、クリエーターという存在は平和の世に有ってこそ、人々に支持される職業なのです。このまま平和が続いく事を願うばかりです。。
ドラマ「沈黙の艦隊」を楽しむと同時に日本の行く末を憂う皆さんとシェアできたら幸いです!