ニューエイジミュージック、アイルランドの歌姫「エンヤ(ENYA)」なんだけど。
彼女の多重ボーカルを駆使したファンタジックで透き通る歌声に魅せられた人が、殆どだろうと思うけど…
まあ彼女のファンなら知っているだろうけど、曲の中には「おや?」って思う暗黒を感じる曲も有るんだよね。
ファンタジックからすればオカルティックな感じと言うべきか…
しかし僕は、そう言うダークなエンヤの曲も大好きなんだよ。
アルバム「メモリー・オブ・トゥリーズ(The Memory Of Trees)」に収録されている「パクス・デイオラム(Pax Deorum)」は神秘的であり、決して明るい曲では無いんだけど…
しかし、曲のサビの部分で黒雲に覆われた空から光がさす感じの表現が有るんだけど、それが、曲の中で唯一無二の清涼感を感じさせてくれるんだ…
それが何とも「パクス・デイオラム(Pax Deorum)」の良い所なんだよ…w
しかしそんな、ダークなエンヤの根源とも言うべき曲は、既にファーストアルバムに収録されていたりする。
彼女のファーストアルバムは「ウォーターマン(Watermark)」と思われがちだけど実質的なファーストアルバムは「ケルツ(CELTS)」なんだよ。
後に再集録され「ザ・ケルツ(THE CELTS)」がリリースされて勘違いされている部分は有るかと思うけど。
このファーストアルバム「ケルツ(CELTS)」には既にダークなエンヤの曲「ボーディシア(Boadicea)」が収録されている!
こう言う曲のチョイスを見てもエンヤは日の当たる美しいだけじゃなく、陰気な影の美しさも表現していて、音楽を芸術として作っているんだな…ってつくづく感じるしだいです!
そんなダークなエンヤも好きなファンたちとシェアできたら幸いです。