芸能人で芸術活動をされているアーティストの話しなんだけど。
その前にね、僕が絵を教えていた生徒さんの中に、才能は有るんだけど、コンテストではパッとした結果が出せないまま、後から来た生徒さんに追い抜かれ、先に受賞されてしまうような、ちょっと気にかけていた人が居たわけ。
その人は自分の世界を持っていて、そして、自分の表現が絶対的でアドバイスしても、それを理解してもらえないわけよ…
自分の表現したい事を一枚の絵にすべて押し込んで、結果、観る側が理解できなかったり、主役ばかりの映画やドラマを観ているようで、誰がこの映画の主役だ？的な作品ばかり制作されていて、観ている側が息苦しさを感じてしまう…
そう言う作品を製作して、コンテストへ出し続けているんだけど…
そんなタイプの作品は落選はしないものの、入選以上の結果は取りにくい！
以前のブログでも書いたと思うけど、自分が好きなように、自己表現、自己主張するのは「絵画」なんだよ！
商業美術のコンテストでは、観る側に主体が有る事を審査するので通用しないんですよ。
まあ、彼もいろいろと悩んで、僕以外の先生方についたりして、勉強していたんけど、みんな匙を投げてしまうし、同情心ではなく、彼は才能が有る人だから、なんとか救ってあげようとしたんだけど、最後までダメだった…
まあ、絵画の世界で頑張ってくれているば良い結果は出ると思うけど…
それで、この話しが、このブログタイトルにあるように「芸能人アーティスト」と、どんな関係が有るの…と思われるかも知れないけど。
その彼に僕が「カチン」と来てキレたエピソードでつながるんだよw
本当に僕がキレる事は非常に珍しいんだけど、だから、その本人もそれ以後はビビッてしまって、以前のようにアドバイスを聞きに来なくなったんだけど（まあ、アドバイスした所で聞くミミなんだけどw）
その僕が怒った原因が「芸能人アーティスト」の事なんだ。
あるコンテストでアイドルの人が「受賞」されたんですよ。
それでを知って、嫉妬まじりか、なんだか知らないけど「芸能人だから受賞したんだ、僕たちはこんなに努力しているのに評価されない…」
それを聞いて「プチ！」っとキレてしまい「なら！お前も芸能人になれば良いだろ！そしたら、簡単に受賞できるんだ！」…って感じでキレたw
それで続けて「お前、簡単に芸能人になれるんか？少なくとの芸能界に入って、絵で受賞した事が話題になって、メディアで取り上げてくれる…簡単？、どうなんだ？、少なくとも、俺たちより狭き門を潜って、世間への認知度も得て、芸能界で生き抜いてきた猛者だぞ！わかるか？」
まあ、彼は何も言い返せなくてしょぼくれてたけど、何より許せなかったのは、自分の世界を曲げずに作品制作してきた彼の姿勢は称賛に値するものだと、僕は思っていたわけ。
そして、商業美術以外で花開く可能性も大いに有ると思っていた…
しかし、自分の貫いてるスタイルを頑なにこだわって、アドバイスも聞かづにやって来た、それなのに自分が上手くいかない事を芸能人に対するつまらない嫉妬で台無しにしてしまった事に非常に腹が立った。
僕の言う怒りを理解する、って事は彼には無理だろうけど、芸能人がそれなりに評価される部分はアートの世界でも同じなんだよね。
斬新な想像力、アイデアで創作、そして表現をする…それは芸能界に限らずスポーツ界でもこれは共通している肝の部分なんだよ。
以前のブログにも書いたけど思春期までの若年時期にしか身に付けられない社会性を超える大事もの…それこそがクリエイティブの肝！
だから芸能人だからって排他的になる人は、この部分が理解できてない、持ちうるクリエイティブの肝を思春期に置き忘れた人々の証しでもある。
でも、僕が怒った彼はその部分をちゃんと思春期から置き忘れずに、持って来ている人だと、僕はよ～く知っている、だから、よけいに腹が立ったんだ！w
ただ、その自分の創造性、クリエイティブの肝の生かし方がちょっと不器用なだけで、当たれば満開の花を咲かせる事は充分に持ち合わせている。
まあ、僕自身も彼にもどかしさ感じていての怒りで有ったかもしれない…
ちょっと長い寄り道になったけど、僕が芸能界でも「スゲー！」って思うタレントさんが二人いて。
この二人は芸能人は本物！
一人目は「木梨 憲武 (とんねるず)」さん！
あれこれ解説せずとも作品を見れば直ぐに理解できます！凄いです！
そして、二人目はアイドル、ジャニーズ「嵐」の「大野 智(嵐)」さん！
彼も作品を見れば「ワッ！本物だ！」って直ぐわかるレベルの天才！
また、ジミー大西さんも本物だけど商業美術から離れた、畑ちがいのタイプなので、今回は触れないでおく。
ただね…勘違いされている芸能人も確かにいるんだよ！
ご本人はクリエーターと思われているようですが、僕は違うと思うので、今回もこれからも、取り上げる事わしません！
お名前は出しませんが、その方が、やっている事、公言されている事からもハッキリとクリエーターでは無くプロデューサーです。
ご本人が言われている事ですが「自分に出来ないモノを出来る人にたのむ」と言われ、活動は分業と言い切られていて。
自分が持つコンテンツを利用して、マネジメントだけをやられているので、この方はクリエーターではなく、どう考えてもプロデューサーなんです。
ご本人はクリエーターと自称して居られるようですが…違います！
クリエーターでは無く、紛れもないプロデューサー業です！
簡単に例えますが、もし！スタジオジブリの鈴木プロデューサーに色紙へ「トトロ」の絵を描いていただいた…それは違いますよね？
宮崎 駿 監督に色紙へ「トトロ」を描いて頂いた、その色紙にこそ価値があるんですよね。
お分かりいただけましたでしょうか？
自称クリエーターの某タレントさんは、クリエーターでは無いんです。
まあ、大変ファンが居られる方なので、お名前はだしませんが…
芸能人に嫉妬した彼がこのタレントさんに怒りをぶつけていたら、僕もキレなかったと思いますけどねw
さて、芸能界で本物の芸術家活動をされている、クリエイティブなタレントさんに共感された方々とこのブログがシェアできたら幸いです！
