ART-Explorer tom blog

クリエーターの脳内思考を垣間見せるブログです!

【マンガ・アート】教訓!成長するには天才の近くに! 「ブルーピリオド」、「アオイホノオ」など…

 自分がこう言うクリエーティブな世界へ飛び込む切っ掛けになったのは、松本零士先生との出会いと、以前に書いたけど、それだけじゃ本当はまだ足りなかったんだよね。

 

 中学の時にクラスメイトに天才がいたの、そいつは、校内で5本の指に入るくらい成績が良くて、賢いんだよ。

 

 一方、僕はバカ&バカで勉強が嫌いで、補修授業を受ける程なんだよw、加えて、その補習授業をすっぽかして。

 結局、一人だけ職員室で先生の監視の元、補習授業を受けないといけない程のバカ&バカだったわけw

 

 それで、最初に出て来た天才君はというと、授業中に寝ていても、先生に当てられたら、全部答えを正解してしまうほどの天才猛者!

 そう言う天才と僕との繫がりは偶然に見てしまった天才のノートなの!

 

 その、ノート(数学)の空いたスペースに松本零士先生の「宇宙戦艦ヤマト」のヒロイン「森雪」のイラストが描かれていたんだよ。

 なんと!そのイラストが、松本零士先生の森雪より上手かった!

 

 それを見て「めっちゃ上手い!」って直ぐに声をかけて仲良くなった。

 

 またそいつは、授業で野外へスケッチへ行った時もスケッチに描かれている川が凄かったの!

 もう、中学生レベルじゃ無かったw、

 それはね、単純に中学ぐらいなら水面を描く時は”青系”の色を使ったりするけど、そいつは岸にある家並みが水面に映って川の流れで揺らめく描写を1時間足らずで描いちゃってるの…ヒェ~って衝撃を受けたよ!

 

 だから、今でもそいつには敵わないな~って思うけど。

 

 その時、僕は学んだんだよ、水だから水色を使うべからずってw

 

 実は鏡やガラス、金属もそうだけど、周囲の色を反射しているんだよね、だから、そう言う物は色がまちまちで、時間や天気などを考慮するって、その事をその時に教えてもらった。

 

 これが現在の生業の入り口だった!

 

 まあ、天才との出会いは、こう言う業界に入るとさらに増えて来て、天才は天才で天才には追い付けないんだけど、近くに居ると本当に自分が気づかない事を気づかせてくれるから、自分を成長させるには、天才の近くに居る方が有利だなって思う。

 

 今でも絵を教えたりしてるけど、時々、生徒にも天才が現れるわけよ。

 

 そういう時は、つくづく天才とは居るんだな…って実感するんだよ。

例えば、普通の生徒だと、アドバイスして、何度か修正して、僕の言わんとする事を理解して実行して来るんだけど。

 

 天才はアドバイスして、次に作品を見せに来た時には、僕がアドバイスした、次の次ぐらいのクォリティーで作品を仕上げて提出して来る分け…もう、何も言う事がないのねw

 

 それで、何も言わずに作品に見とれてると、「…あの…何か、ダメですか…」って言ってくるんだけど。

 もう、僕も言う事ないわけよね…「これで良いと思うよ」って返すと「…そうですか…」って、ちょっと納得の行かない感じが見て取れる事も有る。

 

 そういう時は、たぶん僕が見えていない不満材料が天才には見えているんだよ、だから「…じゃぁ、自分で思う所を加えて見て」って言うと、その次から生徒から見せてもらう作品で、僕が逆に教えてもらう事になるんだよねw

 

 もう、先生が生徒になる瞬間ってわけよ!w

 

 自分がコンテストなどに出品しなくなって何年もたつけど、そういう天才の生徒がどんどんと自分を追い越して成長していく、その足跡に残された作品を見るのが本当に楽しみで嬉しいんだよね。

 

 そして勉強になる!

 

 ただし!天才に限らず教えた生徒が成長する姿はどれも楽しくてうれしいものだという事だけは言っておくよ!

 

 まあ、こういう経験やエピソードを持ちながらマンガの「ブルーピリオド」などを見ると、分かるな~って感じちゃったりするんだよ。

 だから「ブルーピリオド」は結構リアルなストーリーだと思うし、芸大・美大を迷う人は参考になるかも…

 

 

 それとね、よく高校生で絵を習い来てる子が「芸大・美大へ行った方が良いですか?」って質問して来る事が有るの。

 

 答えは!「行けるなら、行った方が良い!」なんだけど、親御さん達からは「卒業後の就職は…」とか聞かれる事も有る!

 そういう時は「卒業後にサラリーマンをやっている人がほとんどです、特別な業界の仕事につける可能性は少ないですよ」って答えるんだけど…

 

 じゃぁ、なんで芸大・美大の入学を推すの?って、なるかと思うけど…

 

 何しろいろんな天才が集まって来る場所で、変なアイデアを持った変人とか、面白い人が多く集まる場所でも有るんだよねw

 

 人生において多彩な人脈を作る事は最良の仕事だと思う!

 

 例えば、大阪の某芸大で講義も受けずに特撮映画に情熱を傾け、アルバイトに東京のアニメスタジオでアニメーターをして、結局、大学を中退してから、キレるとヴォ~~~って吠えるロボットアニメのアニメ作品が大ヒット!なんて出世をした人も居るんだよw

 

 

 


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 そして、人の周囲にはいろいろな変な人が集まっていて、それなりの仕事をしてたりするんだよ。

 

 変な人=天才と言っても良いと思うけど芸大・美大は人生において本当に良い経験ができる場所だと思うよ。

 

 そんな芸大・美大思考にビビって来た方々とシェアできたら幸いです!