えっとですね。
半立体のイラストってご存知ですかね?
まあ、「シャドーボックス」や飛び出す絵本(ポップアップしかけ絵本)なんかもその中に入るのかな…
シャドーボックス作家で有名なのが大橋禾苗 さんとか居られるし。
飛び出す絵本だったら海外だけどロバート・サブダ&マシュー・ラインハルトあたりが有名だし、一度はご覧になった方も居られるのではないかな。
まあ~両者共は本当にゴッドハンドだから真似なんて出来るもんじゃないけど。
…でもね、別に両者と同じ土俵でやる必要もないんだよ、手っ取り早く、紙粘土をベニヤ板に張り付けて作品作りしても良いんだよ。
何しろね作ってて面白い!
イラストだからって絵具と筆で描く必要も無いし、液タブのデジタル作品をつくる必要もないんだよ。
100均やらホビーセンターで安い素材を探して、試行錯誤しながら作るのも本当に楽しいんだよw
本来、そんなモノに使用すること用途じゃない資材を工夫して想像しながら、あれこれ作るのって面白いよ。
またね、半立体作品も出品できるコンテストもたまに有って、審査員なんかもしたりするんだけど、本当に見ていて感心するやら感動するやら嫉妬するやらで、本当に面白いのw
しかし、気を付けないといけないのが、コンテストの規格外に引っかかると、いくら良い作品でも落選になるから注意して欲しい!
展示予定の美術館が結構、厳しいルールがある所も有って、虫やカビが生える素材はダメだったりするので、しっかり出品要項なんかをチェックしてOKなら、出品して見ても良いと思う。
ここだけの話し、二次元作品と半立体作品が審査で並ぶでしょ…
そうしたら、立体というだけで存在感が増して、審査員も多少無視できないんたよ。
特に流し見の審査なんて二次元作品より存在感が絶対に有るし注目してしまう。
でもね、半立体作品の出品OKのコンテストでは審査員もそれなりに見慣れていて、二次元作品に脳裏で置き換えて「大した事ないな」で落選させられるから、基本もしっかりと抑えておかないとダメなんだよねw
まあ、僕もいろいろとコンテストへ出品していた時代に、半立体作品も出品していたんだけど。
当時、ちょっと厳しめの先輩から「それ半立体でしか表現できなのいか」って強烈なカウンターパンチを食らったんだよ。
油断していた腹に思いっきりボディーブローを食らって、息が出来なかったw
僕も生意気だったから、意地になって「今に見てろよ…」って、ウサギをデフォルメしたベニヤ板作品で手足の関節を短い鎖でつないで、ちょっとした振動でプラプラ動く作品を出品したやったのw
それが見事に奨励賞を受賞して、それから厳しい事を言われなくなったw
でもね、そのアドバイスが無ければ受賞なんて出来なかったと思うので、今でも感謝してるし、その先輩を尊敬している事だけは言っておくね!
それでね、受賞がどうこうなんて本来、関係ないんだよ、楽しけりゃそれで良し!
半立体ウサギの作品を作っていた時は本当に楽しかったから、実は結果なんてどうでもよかった。
ただただ作る事が楽しくて、本当に良かったよ!
まあ、こういった半立体作品の製作に興味が有る皆さんとシェアできたら幸いです!