まあ、イラストとかポスターデザインとか、文科系のイメージが有るけど。
理系…とまでは言わないまでも「合理性」を追及する一面があるんだよね。
だから、よく言われるのはイラストやデザインの基本は「引き算」って事なんだけど。
正しく「シンプル・イズ・ベスト」はデザインを象徴する言葉なんだよ。
なので、日頃からイラストなどを描く時に、どこを削ろうか、又は物足りない部分にどんなものをどれだけ足すか…なんて考えながら制作する。
そう言う、シンプル思考で社会問題を考えたりする事もたびたびで。
まあ、仕事のポスターデザインとかで「環境問題」に関するモノを引き受けたりして「エネルギー問題」に関しての知識なども、まあ、必要となってきたりする。
…やや無理やりな話題のふりかたですがw
まあね、僕は学生の頃からサブカルチャーにどっぷりだったので、SF談義を友人と常にしていた。
当然のように宇宙へ人類が旅立つ時のエネルギーかんしても。
「原子力」とか「核融合」とか「反物質」だとかの話しをよくしていた。
だから、仕事以前にエネルギー問題は趣味みたいな要素も僕には有るんだよねw
そんな友人との話の中でも「原子力」ついて、普通に出て来るわけで、有人との共通の考えは「サル」には無理「原子力」!…だったんだよねw
注意※某政党のスモールウエストさんとは違い人様を貶めるんじゃなく自分も含めてのサルです!
まあ、人間も霊長類だからサルには違いし、霊長類の長とは言えど、人間は「失敗をする生き物」と言われるほど、未熟な生き物…
だから一歩間違えれば大惨事になる技術は今はダメだ!…って言うのが結論に至ったわけだけど。
もしどうしても「原子力」を安全に運用するなら、人類をしのぐ「AI」の登場してから!
…と言うのが、友人との最終的見解だったw
まあ現在、日本では見切り発車で「原子力」使い初めて、痛い思いもしたけど。
ロシアの大暴れでエネルギー不足でヒーヒー言っている状態なので「原子力」使用はできるだけ短くし、その代替エネルギーを早急に考えるべし!
…ってのが現在、僕の考えなんだけどね。
そして、今後の日本の主力エネルギーを考えるロードマップを作らないとダメだと思っている。
まあ、しかし、原子力にしろ、化石燃料にしろ、とてつもない利権の塊だから、その辺の連中が邪魔して来るわけなんだよね。
すべて、これに行きついてしまうのが、悲しいかな現実なんだよ…
まあ、言いたい事は多々有るけど、今回の話しは「水素ガス」についての話し。
これを、日本の主力エネルギーにすれば世界から「日本の排ガスが~」なんて言われる事もなくなる。
何かと世界は日本をイジメたがるから、文句を言わせない為に「水素ガス社会」を目指して欲しいものだ。
このね、水素ガスっていう結論に至ったのも、やっぱり余分なものを削ってシンプルにして、環境に対する影響を考慮した結果なんだよ。
まあ、デザインのシンプル・イズ・ベスト思考の産物なんだよね。
例えば、ガスでお湯を沸かしてタービン回すだけの発電を、なんで核分裂させてお湯を沸かせてタービン回し、残りカスの核廃棄はどうするの…って考えるわけ。
単純に考えて、原子力発電はシンプル・イズ・ベストじゃないんだよ。
一方、化石燃料では二酸化炭素をだしたり、色々な環境に悪影響のある成分を出したりするので、それもそれで、無責任な発電だなって思うし。
こういった、いらない要素を削っていった結果、行きつく先が水素ガスであったってことなわけで!
ただね、水素ガスもご存知のように、引火しやすく危険である事は、理科の実験の際に先生から十分い注意されたかと思うし!
映画「ヒンデンブルク」で、さらに「危険だ!」って言う悪い面だけの刷り込みがされて、結構、負のイメージが定着しているし。
そういうネガティブな物質として、水素の資源化は敬遠されてきたんだけど。
ただね、最近では水素ガスを安全に貯蔵する技術も開発されて、水素の資源エネルギー化に光がさして来ているんだよ。
そう!水素エネルギー化のチャンス到来なんだよ!
最近では自動車は電気自動車!って当たり前のようにキャンペーンされて来たけど、世界のトヨタが始めた水素ガスエンジンの車が、この水素ガス社会の後押しをしているし。
電気自動車を神輿に担いで日本を潰そうとしたEUの思惑は大ハズレして、一転して、内燃機関も使うよ~って言いだしてるしw
まあ、良い事だけじゃなく、水素には問題も有る!
◆ 水素の高い引火率でどう安全に大量に貯蔵するか?
◆ 今の水素ガスの製造コストは高い!
まず、安全に大量に水素ガスを貯蔵するのかって事なんだけど。
その一つが「液化水素」での貯蔵…
しかし、これは-250度という超低温での貯蔵が必要で、普通に考えたコストがかかりすぎる…
だが、しかし日本の「千代田化工建設」という企業が常温で大量に貯蔵する技術を開発したんだよ!
「SPERA 水素システム」って言うんだけど、この技術は簡単い言えばトルエンの中に水素ガスを500倍濃縮で溶け込ます技術で。
水素を入れてもトルエンの特徴そもままだから、引火率がアルコールやベンゼンの1/4程度で水素ガスでの保存リスクと比べようもないほど安全!
また、液化水素みたいに低温貯蔵でもないし、液化水素が漏れ出して気化して引火と言うような事故も起きない!
そもそも「SPERA 水素システム」はトルエンから水素ガスを抽出したり、溶け込ませたりする技術なので、このシステムを介さない限り水素ガスが発生する事はない。
また「千代田化工建設」によれば、技術が進めば「SPERA 水素システム」を小型化して車にも搭載できるらしい。
車に搭載できるとなると、先ほどのトヨタの水素ガスエンジンと合わさって、いろいろと構想も出て来るかと思う!
例えば、水素ガスステーションなどのインフラが必要なくなる!
何故なら、トルエンの中に500倍濃縮で水素ガスが貯蔵できるのだから、カセットコンロのボンベほどのボトルをコンビニで売るようにすれば良いだけ。
こうなれば予備燃料も簡単に積載できるし、水素ガス車は燃費が悪いとか言われて来たが、その問題も無くなる。
そもそも燃費が悪い=公害という図式は水素ガスには当てはまらないし、燃やして出るのは水だけ…
化石燃料時代の嫌われモノであったディーゼルエンジン、ロータリーエンジンは水素ガスとの相性がすごく良いらしいし。
トラックに使用されているディーゼルエンジン、レーシングカーに使用されているロータリーエンジン!
動力として優秀なこの二種類のエンジンが堂々と使用できるのは大きい!
あとね、水素ガスの輸入と生産などのコストだけれど、需要が増えれば、コストは下がって行くと思うし。
そもそも日本を水素ガス社会に転換する主目的にするべきは、燃料生産の自立なんだよね!
今の物価高も原油高もロシアの戦争で、EUがロシア製天然ガスの輸入を減らした為に日本が助け船で自国が輸入予定だったエネルギーを分けている事が原因!
だから日本に限らず、エネルギーの人質外交を仕掛けられた時の対策でも水素ガスの地産地消、できれば自国防衛にもなる。
水素ガスにネガティブな事を言う人達も居て、結局、水素生産も天然ガスを使用するからエコでは無いって言われたりするんだよ…
そもそも、そこには天然ガスの産出国にとって天然ガスの処分の一面があるわけ!
天然ガスは石油採掘の副産物と言うよりゴミなんだよ。
さらに天然ガスを使用する国もすくなく、日本のように天然ガス使用に長けた国は有難い存在なわけ。
それで有っても天然ガスは余るし、水素にして少しでも処理したい…
天然ガスからの生産の裏側にはそう言う理由が有るんだよ。
ただ、原油採掘国にして見れば、売れなかった分は、大気中に放出したいところなんだけど、それをしたら怒られるので、水素に変えたりして売っているんだよ。
そもそも水素なんて物質の根源で、生ゴミからも、水からも作れるモノだから、別に輸入せず、効率的に製造できる研究をすれば良いだけ!
水なら簡単に電気を通電させれば、ぷくぷくと電極から水素が出て来るし…
何なら売電で金にならないからと放棄されたメガソーラーと水で水素をちょろちょろ作っても、設備が無駄にはならないだろうしね。
まあ、書きたい事をまだまだ有るけど、利権の亡者に邪魔されず水素ガス社会が来てくれる事を望むばかりだよ。
そんな水素ガス社会を望む夢を皆さんとシェアできたら幸いです!